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松葉酵母パン

飽きっぽい私ですが、松葉酵母パン作りは続いています。朝食に食べるので1週間に一度くらいの割合で作っています。


パン作りは面倒だと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが慣れてしまうとそんなに面倒でもない気がします。


松葉酵母のパンは材料がシンプルなこと、好みが分かれるかと思いますが、爽やかな松葉の香りがすることなどが特徴かなぁと思います。


気温によって発酵の進み方が違うので、そのタイミングだけは気を使います。

松葉酵母の元気が弱まっているのに無理矢理使って焼いた結果、膨らまず、煉瓦のような硬くて平たいものが焼けたこともあります。


又、タイミングを逃して発酵しすぎて、ボソボソのパンが焼けたこともあります。


手順は単純なのですが、とにかくタイミングが大事なような気がします。

急かしても、放っておき過ぎても上手くいきません。

それは生き物と暮らしている感覚に近い気がします。

それが面白くてパン作りが続いているのかもしれません。


ご参考までに…

材料(食パン型2斤分) 松葉酵母水408g 粉600g(強力粉400g 全粒粉200g )きび砂糖スプーン大さじ1 天然塩小さじ1


松葉酵母水の作り方は空瓶に松葉(赤松を使用しています)を入れて水を空瓶の肩辺りまで注ぎます。きび砂糖スプーン大さじ1、天然塩スプーン小さじ1を入れて蓋をしてよく振って混ぜます。窓辺の日の当たるところに置いて一日一回くらいは振って混ぜて蓋を開けて空気を抜きます。発酵してくると泡がシュワシュワと弾けてきます。

元気が良くなると蓋を開けると溢れてくるくらいになります。その絶好調の時に使うのがいいようですが、何日も経つと泡が立たなくなります。その時はきび砂糖をスプーン大さじ1を加えて混ぜておきます。きび砂糖が松葉酵母のエサになるようです。又、水と砂糖を足して繰り返し2回くらいは使えます。


後は普通のパン作りの工程通り、材料を混ぜてこねて、一次発酵。膨らんだら分割して型に入れて(型がなくてももちろん構いません)二次発酵。膨らんだらオーブン180℃で30分焼きます。

冬の今は一次発酵に一日半。二次発酵に丸一日くらいかかりました。


農薬のかかっていない松が手に入ったらお試しあれ。(うちの周りにはよく落ちているので良かったらは拾って下さい!)


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