くうが来て半年
我が家にやってきて半年がたちました。
今年の2月に温泉施設の駐車場で衰弱していたところを保護されて長野県佐久市の保健所に連れてこられたくう。
最初の頃を知っている人からは「いい顔になったね」「元気になったね」と言われるようになりました。
実際、垂れ下がってお腹に回っていた尻尾は上向きになり、我が家の暮らしに日に日に慣れて、お客様にも挨拶をする工房犬としての役割も自ら買って出ています。
下の写真は保健所のHPに譲渡犬として紹介されていたものです。
この写真を見て、可愛いと思う人はそうはいないのかもしれないですが、私達は先代のそらが我が家にやって来た当初を彷彿させる風貌に目が留まりました。
くうとの出会いはそらが連れて来てくれたのだと思っています。
先代のそらが教えてくれたことは「犬は愛の塊」だということです。
愛情を注げば注ぐほど、一筋縄ではいかないけれど、どでかい愛を返してくれました。
亡くした痛みはそれと同じ大きさの愛を貰っていたんだと、痛いけれど愛おしく胸に刻んでいます。
そして今は枯れてしまったように思えた愛情の泉が再び湧いていることを感じています。