ウスタビガの繭
散歩中、枯れ色の中に若葉のような黄緑色が目に入り、足を止めました。
ふっくらとした形で何かの繭のようでした。
しっかりとした糸で野バラの枝に括り付けられています。
後程調べると「薄手火蛾=ウスタビガ」という蛾の繭だと分かりました。
6月ごろ繭を作り、晩秋に羽化をするらしいので、この季節の繭は抜け殻のようです。
繭の下方についている粒々は羽化した蛾が産み付けた卵のようで、この卵がかえるのは春。
成虫の蛾の写真を見ると、夜に玄関灯に集まる蛾の中に見たことがある姿でした。
今度見かけた時には、若葉色の繭から出てくることを思い出してみたいと思います。