ヤマガラ
- tukinote
- 16 時間前
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一週間ほど前の朝、雛の声が賑やかだったヤマガラの巣箱が静まり返っていました。
もしかして…と、最悪の想像も頭をよぎり、胸がつまる思いでした。

それでも親鳥は時々やってきて、ひまわりの種を食べていく。
きっとまだどこかに雛がいて、育てているのかもしれないと小さな希望を胸に過ごしていました。
とうとう親鳥の姿も見えなくなり、やっぱりもう戻ってこないのかも…と落ち込んでいたその矢先。
今朝、親鳥がふいに姿を現したのです。
そのあとを追うように、なんと雛鳥たちも!
ふっくらした5羽ほどが近くの木にとまり、ピィーピィーさえずっていました。


私の手に乗って、ひまわりの種をとる親鳥。
それをクチバシで丁寧に砕いて、雛たちに与えている様子はまるで、
「ここに来ればごちそうがあるよ」と教えているようでした。
いつか、あの雛鳥たちも親鳥のように、手にちょこんと乗ってくれる日が来るかもしれません。
そんな日を楽しみに、これからも静かに見守っていきたいと思います。

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